高校12期会


★牧陵会事務局からのお願い

 住所が判明している方には、「牧陵新聞」等の牧陵会活動報告や、同期の幹事の方から同期会開催等のご案内状をお送りします。

 牧陵会では、牧陵会活動への温かいご理解と、活動への積極的な参加をいただくため、宛先不明となっている会員の方々の現住所を確認する作業を進めております。
 このリストをご覧になられたご本人から、あるいは、同期生の現住所をご存知の方は、移転先住所等の下記変更事項を牧陵会事務局までご連絡いただければ幸いです。

《ご連絡いただきたい事項》
 【卒業期】・【氏名(旧姓も)】・【住所】・【電話番号】・【メールアドレス】等
 ※ 卒業期は、「緑高同期会」のページの早見表をご参照ください。

 個人情報を一般に公開することはありませんが、同期会開催のために要請があれば、同期会幹事に提供する場合があります。
 同窓会名簿は、インターネット回線に接続していないパソコンで厳重に管理しており、冊子としての名簿は、平成10(1998)年版以降、発行しておりません。

 宛先不明会員の一覧表は、個人情報保護のため、お名前はカッコ内に1字のみ表記させていただきました。

 牧陵会事務局
  〒231-0027 横浜市中区扇町3-8-6
  ℡045-664-9020
  e-mail  bokuryoukai@gmail.com

宛先不明会員リストを見る

高齢者の愉しみ

                             ( 高12  峯嶋 利之 )
 高校12期はついに後期高齢者の仲間入りをした。いつかこんな日もくるかとは覚悟していたが、いざその時がきてみると昨日につづく今日で何かが急に変わるわけでもない。とはいえ、高校卒業から半世紀をこえた75歳の心身の衰えは隠しようがない。ところが高校時代の集まりに顔をだすと多感な思春期やストレス漬けの受験時代がすぐによみがえり青春真っただなかの若い日の自分にたちどころに還っていけるから不思議である。
 高校12期は同期会を毎年秋に開催している。12にちなんで開催日は陽気のよい10月の「12日」に固定している。この日を楽しみに50人をこえる連中が中華街にあつまってくる。会場では楽器を鳴らしたり、渋いのどを披露したりで終いにはワイワイ、ガヤガヤの賑やかさのうちにお開きとなる。幹事から毎年他界者の報告を聴くときはさすがに寂しい思いになる。最近も元気でクラチャンにもなるほどのゴルフの名手があっという間に逝ってしまい驚いている。
 それでも今年の5,6月にはそれなりにいくつかの愉しみがあった。6月はじめには恒例の牧陵会の総会があった。毎年一度の総会にはできるだけ顔を出すことにしている。元気な姿の諸先輩にお目にかかると自分もまだまだ頑張れるはずだと励まされる。とくに背筋がのびた姿勢のよい先輩はよい手本となっている。夕方の懇親会にもひきつづき参加した。今回は高校時代の受験勉強のお手本として遠くからながめるだけだった一年上級生と思いがけなく親しく話す機会をえた。50年余の時をへだてたあとのほぼ初対面にちかい出会いではあったがうちとけて屈託なく受験秘話などの昔話に話がはずんだのはやはり同窓会の大きな愉しみであった。また。この席では初代となる新任の女性高校長にもお目にかかれた。人工減少社会でこの国の成長を支えるには女性の活躍に期待するしかない。最近当校は女子高生に人気が高いときいており適任者をトップにむかえてさらに新機軸がうちだされるものと愉しみに待ちたいと思う。

画像の説明

 また、最近では5月に村上春樹の新刊「騎士団長殺し(上・下)」(新潮社)、6月には亀山郁夫(東京外国語大学長)による新訳「カラマーゾフの兄弟(1,2,3,4,5エピローグ別巻)」(光文社文庫)を読んだ。いずれも面白く長編が苦にならなかった。
「騎士団長殺し」はウイーン留学時代にナチス高官暗殺未遂事件にかかわった日本人画家にからむ主人公の物語であり、

画像の説明

「カラマーゾフの兄弟」は父親殺しを中心テーマに物語が展開する。両著とも物騒なテーマではあるがサスペンス風の展開についつい引き込まれて読み進んでしまった。これはもちろん両作家の奥深い人間観察に裏うちされた卓越したストーリーテラーとしての筋たての面白さに負うところが大きい。また、亀山教授の新訳は読みにくかった昔の翻訳とはちがい「いま、息をしている言葉」に心がけられており、これも読みやすく読書量をはかどらせる理由である。目もからだも衰えてきているなかひさしぶりに分厚い書物を読破した達成感が高山の登頂に成功したときのような悦びとなって心を満たしてくれる。後期高齢者も工夫次第でまだまだ愉しみは尽きない。 (以上、H27,7,5)

画像の説明

掲載日・平成29年7月10日
記事作成者・峯島利之
掲載責任者・深海なるみ